Hudson 1.271以降で追加された機能
ここ数日で一気に1.273までがリリースされましたが、1.271以降で追加された機能を簡単に紹介します。
エグゼキューター関連の設定がスレーブの管理に統合
スレーブの管理に"新規ノード作成"が追加されました。ここをクリックすると、
スレーブの種類を指定できます。ダムスレーブというのは今までのスレーブと同じです。ダムはダム端末とかの"ダム"と同じ意味です。
1.271でクラウドのサポートが追加されていますが、クラウドの実装に対応したプラグインがあれば、ここに表示されるのかもしれません。スレーブの作り方は今までと同じです。
多少変更になっているのは、マスターにもラベルを設定できるとか、用途を各マスター、スレーブで設定することぐらいです。
マスター、スレーブの利用状況が分かる負荷統計が新規に追加
下の図の通りですが、エグゼキューターの総数、実行中のエグゼキューターの数、ビルドキューの長さをグラフ表示します。実行中のエグゼキューターの数が常に総数に近かったり、ビルドキューの長さが常に0を超えている場合などは、リソースの追加を検討する必要があります。
その他
- Windowsの64bit版でサービス登録できない問題の対処。WindowsでのHudson設定に難儀で報告されている問題もたぶん解決するようです。
- XML APIの拡張。HudsonのリモートアクセスAPIを調べてみたへの対応です。これでIntelliJのプラグインへのハードルがなくなったようです。
- 行列による権限設定にスレーブ作成に関する項目が追加。
ところで
今まででの機能でも十分だと思っていましたが、次から次に新しい機能が実装されていくのには脱帽です。Timeout problem for Maven2 project buildが直るとうれしいのですが、タイムアウトを大きくするぐらいしか思いつきません。Tomcatも使ってないし。